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インプラントブログ
オールオン4の寿命を縮める「インプラント周囲炎」の恐怖。後悔しないためのメンテナンス完全ガイド
こんにちは、埼玉インプラント&オールオン4のざわ歯科クリニックです。当クリニックは埼玉県にございますが、総入れ歯が嫌でオールオン4にしたい方、歯がボロボロだからオールオン4治療をしたい方が遠方よりお越し頂いておりますクリニックです。
「歯をすべて失っても、即日で噛めるようになる」――。 オールオン4(All-on-4)は、多くの歯を失った方にとって、まさに人生を変える画期的な治療法です。しかし、その一方で「数年でインプラントが抜けてしまった」という悲しいトラブルが後を絶たないのも事実です。
その最大の原因は、手術の失敗ではありません。術後の**「インプラント周囲炎」と、それを防ぐための「メンテナンス不足」**にあります。
オールオン4を一生ものにするために絶対に知っておくべき、インプラント周囲炎の恐ろしさと、メンテナンスの重要性について徹底解説します。
1. インプラント周囲炎とは?普通の歯周病より「数倍早い」進行の謎
インプラントは人工物なので虫歯にはなりませんが、その土台となる「歯ぐき」や「あごの骨」は細菌感染を起こします。これがインプラント周囲炎です。
天然歯との決定的な違い
天然の歯には、歯と骨の間に「歯根膜(しこんまく)」というクッションがあり、そこに豊富な血管が通っています。血管は免疫細胞を運んでくれるため、細菌に対して強い抵抗力を持ちます。 しかし、インプラントにはこの歯根膜がありません。骨に直接固定されているため、細菌に対するバリアが極めて弱く、一度感染すると天然歯の数倍のスピードで骨が溶けてしまいます。
「痛み」がないというサイレント・キラー
インプラントには神経がないため、炎症が起きても痛みを感じません。「痛くないから大丈夫」と放置している間に、気づいたときには手遅れ(脱落)になってしまう。これがこの病気の最も恐ろしい点です。
2. メンテナンス不足は「自己責任」保証が受けられなくなるリスク
「高い費用を払ったのだから、歯科医院がずっと面倒を見てくれるはずだ」 そう考える患者さんも多いですが、メンテナンスを定期的に受診されていない方ですと保証が受けられないです。
多くの歯科医院では、インプラントに対して5年〜10年の保証を設けています。しかし、その契約条項には必ずと言っていいほど**「当院指定の定期メンテナンスを継続して受診していること」**という条件が付帯しています。
なぜなら、プロの目によるチェック(メンテナンス)を受けずにトラブルが起きた場合、それは「製品の欠陥」や「医師のミス」ではなく、**「管理を怠ったことによる過失」**です。定期検診をサボることは、自ら保証を捨てているのと同じことなのです。
歯科医院でのメンテナンスは、必ず受診することをおすすします。
3. オールオン4特有の注意点:毎日のセルフケア術
オールオン4は、複数の歯がつながった「一体型」の構造をしています。そのため、普通の歯ブラシだけでは汚れを落としきれません。
必須のケアアイテム
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フロス: 連結された人工歯と歯ぐきの間の「隙間」に通し、土台周りの汚れを絡め取ります。
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ワンタフトブラシ: インプラントが埋まっている根元部分をピンポイントで磨きます。
これらの道具を使いこなすことが、インプラントを長持ちさせるための最低条件です。
4. 歯科医院で行う「プロフェッショナル・ケア」の内容
自宅でのケアが「掃除」なら、歯科医院でのメンテナンスは「精密点検」です。
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噛み合わせの微調整: わずかな噛み合わせのズレがインプラントに過剰な負担をかけ、骨が溶ける原因になります。
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専用器具による除染: インプラントを傷つけない特殊な素材で、バイオフィルム(細菌の膜)を徹底除去します。
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人工歯の取り外し清掃: 数年に一度、ネジを外して裏側まで丸ごと洗浄できるのはオールオン4だけの強みです。
5. 後悔しないために。メンテナンスを!
オールオン4は、正しく管理すれば10年、20年と使い続けることができる素晴らしい治療です。しかし、それを支えるのは皆様のメンテナンスです。
「面倒だから」「痛くないから」とメンテナンスを怠ることは、せっかく手に入れた新しい歯、そして高額な治療費を無駄にするリスクそのものです。
私たちと一緒に、一生噛める喜びを守りましょう
当院では、手術の成功はもちろん、その後のメンテナンス体制を最も重要視しています。「最近検診に行っていないな、という方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、他院様でインプラント治療をされた方のメンテナンスも行なっております。ご予約お待ちしております。


